1. サーバー初期設定(FileMaker Server 15,16 での設定手順)
( ※ FileMaker Server 17 での設定手順は こちら をご参照ください。)
無料トライアル もしくは 新規サーバ契約 のお申込み後に、【FMHost Private】サーバー接続情報 をメールでご案内しております。
本設定手順はその【FMHost Private】サーバー接続情報 メールをご準備いただきご確認ください。
本設定はサービスの利用開始に必須ですので必ず実施してください。
重要
FileMaker Server Admin Conosleのキャプチャ画像はバージョンによって差異がございます。ご利用のFileMaker Serverバージョンをご確認いただき以下ご確認下さい。
1.1. FileMaker Server Admin Console にログインする
- 【FMHost Private】サーバー接続情報 のメールに記載されている FileMaker Server Admin Console 接続URL にアクセスし、FileMaker Server Admin Console ログイン画面を開いてください。

- 【FMHost Private】サーバー接続情報 のメールに記載されている初期設定の「名前」と「パスワード」を入力しログインボタンを押して下さい。
注釈
FileMaker Server Admin Consoleとは
FileMaker Server Admin Consoleは、FileMaker Serverデータベース管理システム(DBS)の構成や管理および監視を行うためのツールです。
FileMaker Server Admin Consoleの使用には次のブラウザがサポートされています(最小要件)。
FileMaker Server 16
Safari 10.0.x、Internet Explorer 11.x、Chrome 55以上
FileMaker Server 15
Safari 9.x、Internet Explorer 11.x、Microsoft Edge 25以上、Chrome 48以上
1.2. FileMaker Server Admin Console でライセンスを更新する
(※ 無料トライアル期間中のライセンス更新は必要ございません。FileMaker Server ライセンスをご購入された場合に実施する作業となります。)
- FileMaker Server Admin Consoleへのログインが成功すると「FileMaker Serverのライセンス」ウィンドウが表示されます。

- 「ライセンスキー」の入力欄に、お客様がお持ちのFileMaker Serverのライセンスキーを入力し「更新」ボタンを押してください。
ヒント
FileMaker Serverのライセンスキーをお持ちでない場合FMHostプライベートの利用にはお申し込み時に指定したバージョンの、FileMaker Serverライセンスキーが必要です。
FileMaker Serverライセンスは、FileMaker Store からご購入いただけます。
1.3. FileMaker Server Admin Console のパスワードを変更する
- 「一般設定」>「Admin Console」>「認証」>「ユーザー名/パスワードを変更」と進み「ユーザー名/パスワードを変更」ウィンドウを表示します。

- 現在のパスワード、新パスワード、新パスワード確認をそれぞれ入力し「OK」ボタンを押してパスワードの変更を完了します。
ユーザー名の変更は必須ではありませんが、変更を推奨します。
1.4. FileMaker Server Admin Console でデータベースサーバーを再起動する
- 「ステータス」に進み、データベースサーバーが起動していることを確認します。

ヒント
画面右上のアイコンが
の場合、データベースサーバーは起動中(実行中)です。
の場合、データベースサーバーは停止しています。
- データベースサーバーが起動中の場合
をクリックして、アイコンが
となりデータベースサーバーが停止することを確認します。
- データベースサーバーの停止を確認できたら再度
をクリックし、アイコンが
となりデータベースサーバーが起動したことを確認します。
注釈
データベースサーバーとは
データベースサーバーとは、データベース(FileMakerソリューションのコンポーネント)をホストするFileMaker Serverのコンポーネントを言います
1.5. FileMaker Server との接続テストをする
まず、FileMaker Serverに接続が可能なクライアントバージョンを確認します。
1.5.1. FileMaker Server 16 に接続可能クライアント
バージョン | FileMaker Pro | FileMaker Go |
---|---|---|
FileMaker 16 | 接続できます | 接続できます |
FileMaker 15 | 接続できます | 接続できます |
FileMaker 14 | 接続できます | 接続できます |
FileMaker 13以前 | 接続できません | 接続できません |
1.5.2. FileMaker Server 15 に接続可能クライアント
バージョン | FileMaker Pro | FileMaker Go |
---|---|---|
FileMaker 15 | 接続できます | 接続できます |
FileMaker 14 | 接続できます | 接続できます |
FileMaker 13 | 接続できます | 接続できます |
FileMaker 12以前 | 接続できません | 接続できません |
ヒント
提供されるFileMaker Serverは、デフォルトでSSL通信が有効化されています。
標準提供されるSSLサーバー証明書は「Comodo Elite SSL Certificate Premium Wildcard」です。この証明書は、バージョン15未満のクライアントソフトウェアでは非対応のため、インジケーターアイコンの表示がグレーアウトしますが、接続は可能です。インジケーターアイコンの表示を改善したい場合は、クライアントソフトウェアを最新バージョンにアップグレードするか、別途 FileMaker 製品でサポートされるSSLサーバー証明書を購入し、インストールする必要があります(サポート費用 ¥50,000~ + SSLサーバー証明書費用実費)
バージョン14を使用する場合は、ソフトウェアアップデートを適用する必要があります。
FileMaker Pro の場合、FileMaker Pro 14.0v4 を適用してください。
FileMaker Goの場合、FileMaker Go 14.0.4を適用して下さい。
バージョン13を使用する場合は、ソフトウェアアップデートを適用する必要があります。
FileMaker Pro の場合、FileMaker Pro 13.0v9 を適用してください。
FileMaker Goの場合、FileMaker Go 13.0.9を適用して下さい。
1.5.3. 接続テスト用ファイルを開く
- 「アクティビティ」>「データベース」タブをクリックします。

- FMServer_Sample.fmp12を選択し
をクリックして「開く」を選択します。

- FMServer_Sample.fmp12 の状態が 正常 になっていることを確認します。

1.5.4. 接続テストの実施
接続テストの実行には、FileMaker Server に対応するバージョンの FileMaker Pro をインストール済みである必要があります。
1.5.4.1. FileMaker Pro 15 及び 16 からの接続テスト
- FileMaker Pro を起動し「ファイル」>「共有ファイルを開く…」を選択します。

- 「起動センター」の「ホスト」タブが開きます。
をクリックし「ネットワークファイルパス…」を選択します。

ヒント
が表示されていない場合は「起動センター」ウィンドウ内の
をクリックします。
- 「ネットワークファイルパス」ウィンドウが開きます。ネットワークファイルパスに、
fmnet:/接続ドメイン/FMServer_Sample
を入力し「OK」ボタンをクリックします。接続が成功するとテスト用のデータベース「FMServer_Sample」に接続できます。

ヒント
接続ドメインは【FMHost Private】サーバー接続情報のお知らせに記載されています。
接続のテストが完了したら、接続テストに使用したデータベースファイルFMServer_Sampleを削除できます。
- 下画像のように「FMServer_Sample」のファイルが表示され、正常に接続できたことが確認できればサーバ初期設定は完了です。
