FileMaker Server ライセンスの導入事例
FileMaker Server(ファイルメーカー サーバー)ライセンスの導入事例をご紹介します。
- ケース1:ユーザーライセンス
- ケース2:同時接続ライセンス(アカデミック)
- ケース3:サイトライセンス買切り永続ライセンス(SLA)
- ケース4:FileMaker Developer Subscription(FDS)
(※ FileMaker Server(ファイルメーカー サーバー)ライセンスの詳細内容については PDF(公式ガイド) からご確認ください。)
ケース1:ユーザーライセンス
A社の場合
A社ではこれまでFileMaker(ファイルメーカー)プラットフォームを、FileMaker Proと共用ホスティングサービスで利用していましたが、FileMaker 14 のサポート終了による共用ホスティングサービスの終了に伴い新たに専有ホスティングサービスを利用するためFileMaker Server 19 の導入を決定しました。
ライセンス購入形態には、コスト面を重視しユーザーライセンスを選択しました。
ユーザーライセンスでは、契約ユーザーがFileMaker Pro Advanced、FileMaker Go、FileMaker WebDirectを自由に使用できるパッケージになっているので、FileMaker Proを個別で年間契約していた時と大きな費用差なく導入することができました。
FileMaker Server ライセンスの種類 | ユーザーライセンス(5ユーザー接続/年間契約) |
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FileMaker Server ライセンスの価格 | 96,000円/年(税別) |
用途 | 受注・売上管理、商品情報管理、勤怠管理 |
FileMaker 利用人数 | 5名 |
FileMaker 利用クライアント |
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社外ユーザーによる利用 | なし |
ケース2:同時接続ライセンス(アカデミック)
B研究室の場合
B研究室ではFileMaker Proでのファイル共有を利用していましたが、外部の共同研究メンバーも利用できるようにする必要性がでてきたため FileMaker Server 19(ファイルメーカー サーバー 19)の導入を決定するに至りました。
ライセンス購入形態には、不特定多数のユーザーで共有できる同時接続ライセンスを選択しました。
運用ルールを決めることで同時接続数は少なくて済むように工夫したので5同時接続で運用可能となり、アカデミックライセンスも利用することで安く導入することができました。
FileMaker Server ライセンスの種類 | 同時接続ライセンス(5同時接続/アカデミック/年間契約) |
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FileMaker Server ライセンスの価格 | 176,400円/年(税別) |
用途 | 研究DBシステム |
FileMaker 利用人数 | 不特定 |
同時接続数 | 5 |
FileMaker 利用クライアント |
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外部ユーザーによる利用 | 外部の共同研究メンバーが閲覧、編集できる必要がある (※外部からのアクセスは、FileMaker Go, FileMaker WebDirect からのみ) |
ケース3:サイトライセンス買切り永続ライセンス(SLA)
C社の場合
C社では、全社員が FileMaker Server(ファイルメーカー サーバー)に接続し業務をする必要があるためライセンス形態はサイトライセンス(SLA)を選択されました。
加えて基幹システムとしての FileMaker プラットフォーム導入であり、少なくとも4年バージョンを固定して運用することが予め決まっていたこと、資産計上できる点などのトータルコスト面から年間契約ライセンスではなく買切り永続ライセンスでの購入となりました。
同じユーザー数でユーザーライセンスを年間契約するよりもトータルコストを大幅に削減することができました。
FileMaker Server ライセンスの種類 | サイトライセンス(25シート/永続契約) |
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FileMaker Server ライセンスの価格 | 720,000円(税別) |
業種 | サービス業 |
用途 | 基幹システム |
従業員数 | 25人 |
FileMaker 利用クライアント |
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社外からの利用 | なし |
ケース4:FileMaker Developer Subscription(FDS)
D氏の場合
D氏はデベロッパーとしてFileMaker(ファイルメーカー)カスタムAppの開発を業務として行っており、開発・デモ用の環境としてFileMaker Developer Subscription(FDS)で提供されるFileMaker Server Development Licenseを利用しています。
FileMaker Server Development Licenseは同時接続数に制限はありますが、機能には制限がないためFileMakerカスタムAppの開発にあたり、バックアップ等のFileMaker Serverテクノロジーを活用することができます。
FileMaker Server ライセンスの種類 | FileMaker Devloper Subscription(FDS)で提供されるFileMaker Server Development License |
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FileMaker Server ライセンスの価格 | サブスクリプション費用として9,000円/年(税別) |
用途 | カスタムApp開発、デモ、FileMaker Server環境構築のテスト等 |
FileMaker 利用クライアント |
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