Insert from DeviceでQRコード読取術
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Insert from DeviceでQRコード読取術

2026年6月16日 admin Tips

Insert from DeviceでQRコード読取をもっと手軽に

商品管理や会員管理、イベント受付などで、QRコードを使ってデータを取り込みたい場面は増えています。
でも「FileMakerでQRコードを読み取るのは難しそう」「プラグインが必要なのでは?」と感じている方も多いと思います。

実は、FileMakerには標準機能だけでQRコードを読み取れる「Insert from Device(デバイスから挿入)」という便利なステップがあります。
ここでは、難しい専門用語はできるだけ避けて、一般的な業務アプリにすぐ使えるレベルで、QRコード読取の基本的な使い方とポイントを解説します。

Insert from Deviceとは?

「Insert from Device」は、iPhoneやiPadでカメラやマイクなどのデバイス情報を、FileMakerのフィールドに取り込むためのスクリプトステップです。
代表的には次のような用途があります。

  • カメラから写真を撮ってコンテナフィールドに保存
  • マイクで録音した音声を保存
  • 署名を受け取って保存
  • カメラでバーコード・QRコードを読み取って、テキストとして保存

今回取り上げるのは、最後の「バーコード・QRコードの読み取り」です。
カメラを起動してQRコードをかざすだけで、その内容(文字列)をテキストフィールドに直接取り込めるので、手入力の手間や入力ミスを減らせます。

QRコード読取に必要な準備

具体的な操作に入る前に、最低限そろえておきたい準備を整理します。

  • FileMaker Pro または FileMaker Go(バージョンはなるべく新しいもの)
  • カメラ付きデバイス(iPhone / iPad など)
  • QRコードの読み取り結果を保存する「テキストフィールド」

特に大事なのは「保存先のフィールド」をきちんと決めておくことです。
例として、「QRコードから読み取った結果を保存するための QR結果 というテキストフィールド」を用意しておきましょう。

基本:Insert from DeviceでQRコードを読み取る流れ

ここでは、もっともシンプルな使い方の流れを説明します。

  1. テキストフィールド(例:QR結果)をレイアウト上に配置する
  2. 「QR読み取り」ボタンをレイアウトに作成する
  3. ボタンに、スクリプト「QR読み取りスクリプト」を割り当てる

スクリプトの中身は、最低限、次のようなイメージになります。

Insert from Device [ テーブル::QR結果 ; タイプ: バーコード ]

この1行で、デバイスのカメラが起動し、QRコードを読み取ると、その結果が「QR結果」フィールドに文字として入ります。

スクリプト作成の手順(かんたん解説)

実際の操作イメージを、できるだけわかりやすく順番に説明します。

  1. スクリプトワークスペースを開く
    メニューの「スクリプト」→「スクリプトワークスペース」を開き、「+」ボタンで新しいスクリプトを作成します。
    スクリプト名は「QRコード読み取り」など、用途がわかる名前にしておきましょう。
  2. Insert from Deviceステップを追加
    左側のステップ一覧から「Insert from Device」を探し、ダブルクリックまたはドラッグしてスクリプトに追加します。
  3. オプションを設定
    スクリプトステップ「Insert from Device」を選んだ状態で、下部のオプションを設定します。主な設定は次の2つです。

    • ターゲット:QRコードの読み取り結果を入れたいテキストフィールド(例:テーブル::QR結果)
    • タイプバーコード(QRコードも含まれます)

    これで、カメラで読み取ったバーコード/QRコードの内容が、指定したテキストフィールドに入るようになります。

  4. スクリプトを保存し、ボタンに割り当て
    レイアウトモードで「QR読取」ボタンを配置し、そのボタンに先ほどの「QRコード読み取り」スクリプトを割り当てます。

レイアウトを閲覧モードに戻し、ボタンをタップ(クリック)すると、カメラが起動してQRコードを読み取れるようになります。

実務で役立つ使い方のヒント

単に読み取るだけでなく、業務で使ううえで知っておきたいポイントをいくつか紹介します。

  • 読取後に自動で検索や移動をする
    読み取ったQRコードの内容をキーとして、該当レコードを自動で表示する、という流れがよく使われます。
    例:QR結果 → 顧客ID → 該当の顧客レコードに移動。
  • 読取内容のチェックを行う
    似たようなコードを間違って読み取ると困る場合は、
    「特定の文字で始まっているか」「想定した桁数か」などのチェックをIfステップで入れておくと安心です。
  • 履歴として残す
    いつ・どのユーザーが・どのQRコードを読み取ったかを、別テーブルにログとして残しておくと、トラブル時の振り返りに役立ちます。

よくあるつまずきポイントと対処法

初めて使うときに戸惑いやすい点と、その対処法をまとめます。

  • カメラが起動しない
    デバイス側でカメラの使用許可が必要な場合があります。
    iPhone / iPadの場合は、「設定」→「プライバシー」→「カメラ」で、FileMaker Go への許可を確認してください。
  • 読み取ってもフィールドが空のまま
    Insert from Device のターゲットが、正しいフィールドに設定されているか確認します。
    また、「タイプ」がバーコードになっているかどうかもチェックしましょう。
  • 暗い場所で読み取りにくい
    実運用では、現場の明るさによっては読み取りにくい場合があります。
    照明を追加したり、デバイスのライトを使う運用を検討すると、安定した読み取りができるようになります。

まとめ:標準機能だけでQRコード運用を始めよう

FileMakerの「Insert from Device」を使えば、追加のプラグインや特別なツールを用意しなくても、QRコードの読み取りを業務アプリに組み込むことができます。
基本の流れは次の通りです。

  1. QR結果を保存するテキストフィールドを用意する
  2. 「Insert from Device」でターゲットをそのフィールド、タイプをバーコードに設定する
  3. スクリプトをボタンに割り当てて、現場で使いやすい画面を用意する

まずはシンプルな「読み取ってフィールドに入れる」ところから始めて、慣れてきたらレコード検索や履歴保存など、少しずつ機能を広げていくと、現場で使える便利な仕組みになっていきます。
日々の入力作業を少しでも楽にしたい方は、ぜひ一度「Insert from Device」でのQRコード読取を試してみてください。

※ 本稿は、生成AIを使用して執筆しています。重要な内容については、必ずご自身でマニュアル等をご確認ください。